[88]藤崎 褥[2006 11/11 00:26]
#(2006.11.11 00:25)

 時の回廊の径 
 未完の詩に 
 いつしか季節風景 
 画になった 
 音に 
 春には花が 
 夏には木影 
 秋黄昏 
 いつしか雪が降り 
 デジタル時計の表示 
 携帯に 
  
いくら詩うの幾度も  嫌がったて君 
  
辞めても何度も幾度も 詩うから 
  
いけないと      想いながらも 
笑ったよそれは    泣き笑いするみたいにさ 
  …… 
太陽に近寄り過ぎれば溶ける 
月には何も無い 
美しいこの青い星は残酷なことも多い 
だけど 
太陽の光でこの時は成り立ち 
月は詩われ海
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