[476]虹村 凌[2008 11/07 04:27]
ールのデスクがあったり、棚があったりする。
階段も明るいし、各踊り場の向こうには人の気配がする。
百眼の大島が一番先を降りている。何を急いでいるのか聞くと、
「早く装備を変えなきゃならないんだ!」とだけ言って、
後は何を聞いても答えずにもくもくと折り続けた。
途中の踊り場に「大島装備リスト」と言うのが張り出してあった。
全然コンプリート出来てないリストであった。
これは大変だ、と思いつつ後ろを振り返ると誰もいない。
みんなはエレベーターで降りたようだ。何と卑怯な。

俺は途中で階段を下りるのを止め、踊り場にあるドアを開けてみた。
そこはどこにでもあるような学校の廊下が広がっていて、
幾人かの生徒が行き来していた。俺の存在をとがめられる事も無い。
俺は、どうしたものかと迷ってる。

うちに眼が覚めた。よーわからん。

#百眼の連中、と言うのは百目小僧の事では無い。
#虚飾集団 廻天百眼と言う団体の面々の事である。
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