作者からのコメント
父を知らずして でも 父がいた過去を語り始めてみたものの
どれをとっても母の語り部 写真さえも残っていない
父の大きな胡座の中に居たことさえも 残っていない と 言ふ
お父さん
わたしも じつわ あなたのお肥坐を覚えては おりません
たとえ あなたが覚えていても
こんなに誰よりも傍にいて語り部を残されようとする事が 心地 よくっても
違うのは
ここに 父さんが居てくれる
ねぇ 父さん
わたし 誰よりも 幸せだよ
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