作者からのコメント
男は遠回りして帰った。
あの煙突は
現代詩廃棄処理工場のだった。
捨てられ
粉々にされ
燃やされた現代詩の煙。
男は
寒気がした。
帰りにラーメンでも食べようと
思っていたが
食欲がなくなった。
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