作者からのコメント
先の投稿『さくら』を mai風な 物語りに描いてみました(*^^*)
この作品は ここだけの作品です^^
ふるるさん ギュ〜(><)ッ
読んでくださった みなさん ありがとうございます。
この作品の "くろっこ紅の実"って わかりますか^^?
ここで言う "お山の桜"とは 職場の中庭にある二本の山桜のことです。
"くろっこ紅の実"とは その木の実 "さくらんぼ"のことです。
お山の桜さんに 初めて出逢ったのは 今から3年半ほど前、どちらも 小枝を埋め尽くすほどに うす紅色の花を咲させておりました。
私は 桜の木が二本揃ったら あの"真っ赤な甘いサクランボ"が 生るものと思い込んでおりました。
お花が咲き終わった ある日、 小枝に いっぱい 小さな実が生っていることに気付きました。
嬉しくって 来る人 来る人へ そのことを伝えていたところ・・ ・
「その実は いつまで経っても きみの待っている木の実にはなりませんよ」
と言われる方が現われて その訳を知らされました。
それでも 私は かわいらしい その実が 愛おしくって 暫く 夢を見ることにしました。
けれども いつまで経っても小さくって黒っぽい紅色の実のまんまでした。
「食べてもいいんかなぁ?」って おばあちゃんに聞いたところ、「渋いでぇ」って ・・ ・ 確かに 渋かった。
それは 勝手に 私が見た夢だったけど なんかね 嬉しかった。
そして かわいらしい その実に私は "くろっこ紅の実"って名付けました。
まもなく 時が雨を降らせて その実は落っこちた。
胸の中に残る 見せたくはない悲しみのせいなのか、 葉は 赤く 色を増していった。
先の日辺りから、 くろっこ紅の実は真っ赤な葉っぱさんの お布団で 眠りにつきました。
そう 思いました(*^^*)
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