ポイントなしのコメント
[田代深子]
>kemuriさん
「産む役目の人」というのが女性に限定されているらしいのがおかしいかな、と。人間が有機的機械だというのは別にいいとして、「産む機械」であるのは男女ともがそうであるわけです。人間が遺伝子を残すための器なのだ、と考えるにしても、男女いなくちゃ子どもはできないわけでしょう? ふつうに、現代日本社会の中で子どもを産み育てる機関として考えても、やはり(特にオフィシャルな発言であるならば)男女の夫婦を想定するはずですもんね。「女性の方、がんばってたくさん産んでください」言われてもね…あらゆる国家機関、すべての男性が「生む役割」の女性を完全にフォローし、精子バンク使用、代理出産、クローン出産もOKとか言うことであれば、産む仕事に徹する女性はがつんと増えると思いますよ(笑)そして何より、産まれた子供の育つ環境も保証されるならばね。
つまり、多くの女性たちが腹を立てているのは、その発言の背後にある彼…というか(一部?)男性たちの、子産み子育てに対する無関心や他人事感になんだと、わたしは思います。
>再度kemuriさん
これはしたり。たしかにさっきののはただ喧嘩腰でした。恐縮です。
先のkemuriさんの発言が、「またうるせぇ揚げ足とりかよ。け。」と読めちゃったんですよね。まぁじっさい、そういう気分もあったんだろうし。それでまぁ「ただ子ども産ませて増やしたいだけなら、それこそ機械的に分業して子ども産み業できるようにしちゃえば!?」みたいな買い言葉的放言を。
じっさいのところ、少子化に対する一般の危機感がどの程度のものなのか、わたしにはわかりません。ほんとうに危機感を感じているならば、もっと当たり前のように育児休暇が取れなきゃだし、保育所がどうしてあんなに入りにくいままなのかわからない。
危機感ならば、産まれる子どもが少ないことに対するより、実際自分は子どもを産めるのか育てられるのか、ということに対してより切実に感じています。これはkemuriさんの意見と合致するところではないでしょうか。わたしは現在30代後半で未出産、40代前半までには出産したいよな、体力的にも…と考えているけれども、子どもを欲しいと言っている相方にしても、あの職場環境にあって育児休暇をとることができるのか、とろうと現実的に考えているのか、疑問があります。わたしだって仕事を続けたい。
産まれてしまえば待ったなしでしょう。とにかく育て上げなければならないし、やるでしょう。しかし多くの母親たちが大らかに言うように「産んでしまえばなんとかなるのよ」というのは、そういう場当たり的な努力だけをあてにするのは、どうなんだ、と思う。それでまぁ、現実的には保育所増やせ、企業が育児しやすいよう協力しろ、思いますし言うわけですが。
でも、kemuriさんが最後に指摘したように、「家庭制度と婚姻の風習を根底から破壊」したって、いいんじゃないかとも思っていたりはします。根底から破壊というと過激ですけど、形が変わっていいじゃないかと。女ひとりで子どもを産んで育てたりとか、男ひとりで海外の孤児を育てるとか、そういうのがもっと普通に可能(てゆーか子ども増えるなら推奨、くらいの勢いで)でも。べつべつの男女間で産まれた子供を新しいカップルが育てるとかも。もちろん倫理的問題はつきまとう。しかし因習的な家族間でも凄惨な出来事はあるわけで…とか言い始めると、また論点がおかしくなるのでここまで。(実は仕事中だし)
あ。ちなみにわたしはフェミニストではありません。これは自己規定ですが。
>桜さん
この場を借りてお騒がせしました。
大丈夫です。できることからひとつずつ、です。
まずは子供を産むとき、パートナーにも育休をとってもらう、と(笑)
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