ポイントなしのコメント
[佐々宝砂]
最後の「ロバの耳に念仏」の一行は、まあ面白い言い回しだとしても この詩の雰囲気に似つかわしくない、と私は思う。 あくまでも「私」が思うだけである。 とはいえあなたの耳に届く言葉が、馬の耳に念仏でないことを祈る。 同時に、私の言葉など気にしてくれるなとも祈る。 ずいぶん打たれ弱いんだね、すこし悲しかった。 反論してくれることを期待していた。 もう私はあなたに噛みつかない。その点は安心してほしい。
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