ポイントなしのコメント
[きりえしふみ]
初めまして。コメントというか、返詩が出来てしまったので、詩でコメントのようなものを書かせて頂きました。「流れを止めたなら」と文中に書いてありますが、「救いはないのだが」に、「そんなことないよ」という形で書かせて頂きました。 もしも、気分を害されたなら遠慮なく仰って下さい。その際は削除致します。汗
この熱き血を信じる〜返詩として〜
筆名・桐惠詩攵
救いがない等という言葉を 私は信じぬ
いいかい?
君一人 私一人
君の心一つ 私の心一つ
成り立つ道程に
母がいた 父がいた その影に
とんでもない卑怯者が とてつもなく高潔な人が
ひっそりと 揺らめいているのだ
君一人生まれるのに 私一人が生まれるのにも
数多の先人たちの涙があった 笑顔があった
君一人成り立つのに 私一人成り立つのに
途方も無い 星の歴史があったのだ
故に 君も私も 自分相手に挑まねばならない
試さねばならない
血と肉から
信じない人 信じるに足る人
どちらを呼び起こすか 呼び起こせるのか
苛烈な運命にまで 試される続ける
それは苛烈
なれど 私は言葉を繰り返す
救いがない等という言葉を 私は信じぬ
君の本心の言葉とも 受け止めてはやれぬ
君の血と肉に 私の血と肉に
埋まっている 数多の見知らぬ人の熱き血潮を
私は信じる
発した想いの 受け皿はあると
私は信じる
©shifumi_kirye 2006/04/26
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