ポイントのコメント
[窪ワタル]
(即興 詩?≒ 黒頭の蜘蛛には足がない)
一人であることの闇は、
孤独というより、自己の異物感を発見する、
という辺りにある
同類項で結ばれているもの達が、確かに硬質な音だけ、で
カイワする電脳水槽の温度も湿度もない白濁した世界に
黒い光線の雲の巣を吐いて、あるものが皆あらぬ顔であろうとする巣、が、確かに存在するのは 言葉。と、い、う、より他に
わたしは名詞をしらない、秋に、タシカ、に、
あなたは 在ったのだ
轍を刻まないのにはわけがある
足がないのだ
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服部さん、素晴らしい詩をありがとうございました。
詩は、読後に旅をする靴下なのだと、教えられた気がしました。
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