ポイントのコメント
[ふるる]
詩は作者の私小説風でノンフィクションでそのまんま主張や哲学である、全部そうである。という考え方が定着してしまっているんでしょうね。
また、作者の「騙す力」のすごさといったら、詐欺師も真っ青ですし。
イメージと現実が全然違う作家や芸術家は数多くいるんですけど、いまだに作者=話者だと思う方も多く。
ついでに思い出したのはアンドリュー・ワイエスという画家のことです。彼が認められるきっかけとなった「クリスティーナの世界」は非常に写実的な絵なのですが、本人曰く、想像で描いたのだと。彼は自身のことを写実画家ではなく抽象(主義)画家であるとも言っています。そう見られたくなかったら、言い続けるしかないようです・・・。
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