ポイントのコメント
[たもつ]
受験生、ということですので、少し添削します。 句読点がおかしいとかあまり細かいことは言いません。 文脈を少し追ってみます。 出だし >悪それはなんでこの世に居るんでしょうか? >悪がこの世に居なければどんなに平和になるのだろうか。 語尾の不統一はこの際、目を瞑ります。 「悪」について作者は語りたいのだな、ということがわかる 良い書き出しです。 ところが次の >しかし、悪はいたほうがいいのでしょうか? はいただけません。 最初の二行が「悪」対する否定的な見解を示しているわけで すから、「しかし」で結ぶなら 「しかし、悪はいない方が良いのでしょうか?」 と書くべきところです。 もしくは「?」をとって 「しかし、悪はいた方が良いのではないか、と僕は(私は)考えます」 と続けるべきでしょう。 そうすると次の文 「悪がいて初めてこの世界が循環に機能しているとも考えることも出来ます」 にスムーズに繋がるし、作者がいったい何を言いたいのか、 が明確見えてきます。 「そもそも悪とはなんでしょうか」と言いつつ最後までこめさんの「悪」、 「善」の定義がされてません。 したがって、最後の結論も稚拙な感じがします。 いえ、結論は稚拙でも何でもいいんです。僕だって「善」「悪」 なんてうまく語れません。 その二元論で何かを語ることはとても恐い、ということくらいし か多分言えません。 これから、小論文などを書く機会もあるかと思いますが、結論に いたるプロセスをきちんと踏んでいく、ということを頭の片隅に でもいれておいていただければ。
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