ポイントのコメント
[とうどうせいら]
>逃げていたのかもしれないね。楽しい時間が終わること。その事実から。 >逃げて。逃げて。ずっと逃げて。 ここの素直なところが好きで、ポイントしたんだけど、 あとで再読したら、 結論の持っていきかたがちょっと弱い感じがしました。 >違う生き方だって、あるんだ。夢のように歩いていく。世界がたとえ夢だって、それもいいじゃないか。私だけ違う風景を見ていても、それはそれで、いいんだ。 この、 「違う生き方」がどういう生き方をさすのかイメージが浮かびづらい……。 そのため、 この文脈で読んでいくと >夢のように歩いていく というのが、 事実を知りたくないから「逃避する」かのように感じられるのです。 (なので >いいじゃないか が、どうしてそれだけで「いい」のかついていきづらい) でも多分坂本九や八犬伝を出しているということは、 アート作品のもつ夢の世界で現実と対峙し、 ただの「逃避」ではなく、 「リアルワールドの向こう側の価値観について知れ」 と言っているのだと思われます、違うかな。。。 なのでなにかを否定する場合、 否定することで終わるのではなくて、こちらはこうだというのを、 もうすこし説明が欲しかったなあという感じです。 あと、どうして九ちゃんや八犬伝がこの結びになったのかが、 いまいちつながりが……。読解不足なのかもしれませんが、 なにかクッションみたいなものがあったらいいなと思いました。
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