ポイントのコメント
[恋月 ぴの]
「復活」、永遠のテーマのようです。そして象徴的な存在と して描かれているケガエル。それは、恋人なのでしょうか それとも愛人とも言える存在なのでしょうか? 干からびた(マンネリ化)した愛を蘇生させる秘薬 100円ショップで売っているとは知りませんでした。 Yockなぞ、常に持ち歩かなくては^^ それから、元気を取り戻したケガエルの歌う歌は愛の歌でなく、 繁殖の歌であることに、愛を蘇生させながら愛への幻滅、 物理的(即物的)な接触のみを信じる。そんな絶望感のような 気持ちを裏に感じました。ちょっととっつきにくい先入観を 覚えてしまうタイトルですが、詩の内容はかなり深くて、人生 の刹那、無限であると信じたくても、即物的な行為にのみ 愛のつながりを確かめざるを得ない現実の儚さ、虚しさを 顕していると感じます。
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