ポイントのコメント
[恋月 ぴの]
複数と「たったひとつ」の対比が面白いです。めまぐるしく変わる情景も輪郭がはっきりしていると思います。そして「ひとつ」に思い入れというか拘りを感じます。たぶん、沢山の中で「たったひとつ」の大切なもの、大切にしたいものってことなのかな^^ それからタイトルの回転木馬は直接記されていない代わりに「ぐるぐる」「めぐるめぐる」と動きで表現していますよね、あとは走馬灯とか影灯篭ですか。このあたりも動きがあって良い感じです。 でも、下の部分はどうかなって感じます。  じっとりと纏わりつく重厚な闇と      ペラペラで薄っぺらの夜から 好意的な視点(何を書き手が言いたいか読み取る努力をする視点)に立てば、何とか理解してもらえると思いますが、一見すると「闇」と「夜」、同義語なのに闇は重厚で夜はぺらぺら?って感じるかも知れません。ここらへんで読むのを止めてしまう人も中にはいたのでは?「ぺらぺら…」の行は思い切って削除する決断も必要だったような気もします。仮に削除しても主題に直接影響しないと思います。 まとめ 壮大な宇宙と孤の対比。その中で自分らしさを詠いたい。詠っていく。これが、この詩の主題かなと感じました。 おまけ 一つ飛ばしてしまいました。次回は「砕け散る」を読んでみますね^^
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