ポイントのコメント
[洗貝新]
特にある程度詩を囓った人間が最後には必ず言う言葉。詩は糞のようなものである。わたしも言いますね。ほとんど必ず言う。このことは貴方がおっしゃるように予定された逃げ道でもある。何故そう言って逃げ道を作っておくのか。と言えば自身の裸を見せずに済ませられる。一人こっそり隠れてトイレにしゃがみこめるからでしょう。 吉本や高橋に村上各位大先生のお言葉も良いと思えて受け入れるのは、自分にそのこと以上を拒否反応で示せる確固たる自信がないからで、それには万人が思いも依らない思考を提示して示せるか否かが鍵になる。と思うのですが、やはり先達から学ばなければその先へも進めない。というジレンマはある。詩は糞である。というときそれは自身とは切っても切れない大切なものだ、という自覚がそう呼ばせるのであって、つまりは詩人も文学者も人間以上の何者でもないのである。という結論しか見出せないのがまた悩ましい。のです。 ※訂正 自身→自信 ---2025/07/26 07:04追記---
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