ポイントのコメント
[アラガイs]
最近は筆も冴えてますね。ホロウ氏。ホテルカリフォルニアでかぐや姫と遭遇したのでしょうね。きっときっとけッコーマン。
宵になれば怖い婆さんの山。よ!たけし、いま筍が旬だぜ。 見つかるとヤバいから暗くなってから堀に行けよ! 1つ年上の五郎ちゃんがそういうので僕は鍬を持っていったんだ。陽が落ちるのを待ってからね。暗い山道を歩くのは厄介だよ。猪も居るし。斜面を少し登ってたらさ、おお!あるある、ちょうどいいのが三角坊主の皮被り。出てるあちこちに出てるよ。小さなヘッドライトをあててよっこらしょ!と鍬入れて、へへ、上手いもんだ。へへ。三本くらい掘ったときかな。近くでガサガサと音がするよ。!猪か?僕は音のするほうにライトをあててみれば、、ありゃあ〜れ〜なんも、あの婆さんがしゃがんで用を足してたんだ。モンペをズリ下げてさ。いやあ〜驚いたのなんのって、、灯りに照らされた婆さんの白い尻。!こ、こらあ〜誰や〜おまえ〜まてえ〜。僕は鍬を忘れて掘った筍だけ持って逃げたよ。ぜえぜえと必死で、転がるようにして逃げたんだ。すると?ありゃあ婆さんがもう目の前にもう着てる。な、なんで、? 〜こら、おまえ、五郎んちの隣のひろうだな! 何してたんだ?見たな!何持ってんだ。筍じゃないか。ちょっとこっちに来いや。鬼婆は白髪混じりの荒い髪を横に振った。〜すんません、いや、ちょっとだけ、お裾分けにあやかろうかな、と。沢山生えてると聞いたんで、ごめんなさい。
僕は持っていたぶりのいい皮被りの筍を差し出した。するとこの婆さん、灯りに照らされた顔が、思ったより皺も薄くて60半ばにしては艶がある。聞いてた鬼姿と違うでに、しかもモンペは半分ぶら下がったままで、僕は少し呆気にとられていた。 〜ふん、そうか、そんなに筍が食いたいかや…。鬼姿ではない艶のある婆さんが僕の足元からズボンの中心に眼をやると人差し指先を上に曲げた。〜なあ、僕よ、筍、いまから煮て喰わせてやるから、婆の家に行こう! な、炊いて上美味いのく喰わせてやるからよ。お婆はそう言うと、欠けた前歯をニヤリと光らせて、僕の細い手を引っ張りながら山を一緒に降りていくはめになってしまったのだあ。あ〜お婆婆の垂れた乳が肘にあたってる〜豆にも豆の感じ方があって…… つづく
---2024/10/11 21:57追記---
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