ポイントのコメント
[朧月夜]
>水色ではない水の色/透明ではない透明の色
なにか、詩を書き始めた最初のころ、よくそんな書き方をしていたなあと、個人的に思い出しました。当たり前のことを当たり前ではないと描写することで深みが増すように思っていたのかもしれませんね。と言っても、単にそれだけでは児戯に類する技巧でしかないんですが。……でも、時間が経ってこのごろ、やはりそういうことが言葉の技巧の基本では? ということも思えてきて。このサイトではひだかさんなんかがそういう書き方をうまくしているなあと感じています。すみません、コメントで他の詩人の名前など出してしまって。それはそれとして、というよりも、その延長線上にあって、この詩に表れているとくに後半部分の率直な感受性は詩の基本なのかなと、そんなことをあらためて思っていました。
戻る
編集