ポイントのコメント
[山人]
ひだか作品の私なりの印象は、文体が太い動脈で構成されているものが多いような気がしています。しかし、本作は少し切り口をラフに綴っており、それが逆に動脈から毛細血管にまで血液をき届かせるような技巧を感じました。それにより、後半の硬質な文体がより引き立っていると感じました。
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