ポイントのコメント
[アラガイs]
冒頭からの五行は遠い記憶を誘発する背景のようなものでしょうか。ふとしたきっかけで蘇る思い出はその記憶とは裏腹に曖昧で、懐かしさからくる憐憫の思いと同時に嫌な記憶も蘇ります。〜皺だらけの手〜とあるので母親かあるいは祖母なのか、何れにしても、時間を忘れるほど微睡むその脳裏の中に瞬間浮かぶもの、上手く表現されている詩だと思われます。
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