ポイントのコメント
[アラガイs]
この詩の語り手のように僕も夢は人気のない海辺で静かに暮らしてみたい。とは思うのですが、こと好きな創作活動ができるかな、と思えば疑問符がつきますね。以前自然の中で、また都会の一室で、隔離された場所で一人静かに創作を、と思って何度か足を運んだことがあるのですが、結局何もできなかった。山小屋のペンション。自然の中では辺りも暗くてときどき獣のような鳴き声が聞こえる。怖くて落ち着いてられなかった。もちろん周囲1キロメートルくらい離れていて周りには誰もいません。逆に喧噪の中の都会の一室も同じくですね。一歩外へ踏み出せば現実の世界があるのに、隔離されたようなホテル(主にラブホテル笑)ではまったく現実感が欠けてしまって、これはどうも落ち着かない。すぐに帰ってしまいたくなります。「草枕」で漱石が書いたように果たしてこの世界に理想郷などあるのだろうか。 結局慣れ親しんだ場所が一番で、何処へ移り住んでも厄介に難儀する。ということでしょうが、ああ、それでもこの状況には耐えられない。いつか海辺の近く、静かな土地で暮らしてみたい。夢は夢としても。 ---2023/09/05 06:13追記---
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