ポイントのコメント
[kw]
詩(やエンターテイメント)の世界では、「死」が安易手に入る。 一度しか迎えられない「死」。 一度きりを知らない、「死」の誤認の蔓延。 「死体」から隔離された、衛生観念の行過ぎた日本という国。 詩の世界に「死」を何度も取り入れている僕は、Yockさんの言葉に深く考えさせられた。 死をテーマにする以上、多少なりと誘発・肯定が含まれてしまうが、美化因子を削ぎ落とし、本質を抽出させることに、言葉使いの技術が問われるのかも知れない。 平和の外殻にある世界では日常的な「死観」を、日本の舞台へ(ファンタジーを借りた、警告として)詩に描きたい。 これからこのサイトで語られるだろう、数多の「死」の唄が、自殺を誘発する言葉にならないことを祈る。
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