ポイントのコメント
[ツノル]
子供のころ口にした甘い食べ物は、それが純粋に甘い味覚の食べ物だったから。 同じように夢にみる憧れた世界の後先なんて考えはしなかった。 成長し大人になれば甘い誘惑のリスクを次第に知ることになります。 同時に憧れた夢の世界も純粋な意識からは遠く退いていくことになる。 現実を知れば知るほど夢や理想も甘くはないように、真実は糖蜜の中に含まれた苦い残酷な意思によって育まれているのかも知れない。 けっして過去は振り返らない。 子供の世界とはそのように純粋であるが故にまた冷酷でもあるのでしょう。 その対比も見事に描き込まれていますね。 ---2017/02/02 03:02追記---
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