ポイントのコメント
[乾 加津也]
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後でコメントを書かせていただきます。^_^
---2013/08/31 13:08追記---
1、2連の腰のすわった場面設定から、すっと伸びた指先にしたがって読者の目線さえも誘導してくる
ポイントの4連。無駄なものなど一つもないという主張(思想)は、も、と続く状況の連打で説得力にあふれ、その最後にテーマの親子が据えられた
さらにここまでのすべてが時の静止した空間を描いていることにはたと気づかされるのは、このフレーズの効果だろう
ふたたびおだやかに夏は浸透して
蝉時雨はふと現実に戻っていた
一言も感情を語らない徹頭徹尾のカメラワーク、情景を描き切る構えがかえって読み手の心を揺さぶる
最近は遅速を駆使したコマーシャルなど当たり前だが、詩において(起承転結ではない)滑らかな静と動のつながりがあるようだ
車椅子の効果と言葉の重複はどうかと思うが、情をこばむ姿勢と平易な言葉で重心を下げた眼差しには、たしかな夏の手触りが浮かび上がってくる
とか書いてみました。非礼はお詫びします。
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