ポイントのコメント
[たま]
・・・落ちた夜鷹が厄落とし、豆たくさんに一文の、銭とちがって金包み、こいつあ春から縁起がいいわえ・・。 江戸下町のいなせな若衆が火消しのはっぴ着て見栄を切ったように、現代の若衆が背広着て見栄を切ってもいいのだと思います。 形容の羅列は詩の常套句とも言えますが、このようなかたちは珍しいですね。中島らもの形容の羅列は秀逸です。詩の世界では文体を意識しませんから、やはり異端な世界なのでしょうね。 このお作、終句の色っぽさに惚れました♪
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