ポイントのコメント
[N.K.]
>ファシズムから解放され彼は文字通り言葉を失って
の部分が気になりました。物語という視点は自分としては今のとこ
ろ一つの詩の中で「AがBをする」のような出来事が起きることと
う印象があります。そのような一つの詩における物語が、例えば歴
史(観)といった大きな物語を語ることや物語に対抗する物語を語
ることにどうつながって行くかと考えると、少々臆病になってしま
います。どちらかと言うと大きな物語と言うよりは、社会史のよう
な文脈で述べられる市井の人々の出来事を詩にするほうが、自分と
しては納得できるように思います。そのほうが、言葉を失う危険性
から離れられるのかもしれないと思ったりします。
神話、特に日本的神話については、論じる人によって意見が分か
れるところだと思います。自分としては、国体護持のようなところ
に繋がる危険性を感じてさらにしり込みをしてしまうところです。
非常に興味深いと思わされました。
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