ポイントのコメント
[N.K.]
「アウシュビッツ以降に詩を書くことは野蛮だ」というテーゼを詩 として結晶させたと言うようなことをどこかで読んだことがあり、 四千の日と夜という詩の意義は重いものだと恥ずかしながら最近確 認したばかりです。その意義とその後の展開(というか思いきっ て、拡散といっていいでしょうか?)を丁寧に開示してくださった 評のように思えました。そこから、半世紀以上がたって戦争が抜け 落ちて言葉が言葉を問題にして言葉の領土をやせ衰えさせたと見え る昨今、また原発などが問題として新たな問題が共有されつつある と見える昨今、詩はどこに向かうとお考えでしょうか?いろいろ考 えが、触発される評でした。読ませていただき、ありがとうござい ました。
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