ポイントのコメント
[ふるる]
興味深く読ませていただきました。
エリオットの「荒地」はエリオットの愚痴満載の詩をパウンドがうまく編集して売れた詩集だとどこかで読んだのを思い出しました。
意味ではなく言葉のつながりで人気のあるのはジョン・アシュベリーですね。
いわく「私が自分をいちばんよく表現できるのは、音楽だという気がする。私が音楽で好きなのは、その説得力ー
ある議論をきちんと結末まで運んでいきながら、一体何を議論しているのかは少しも分からない、そういう音楽の力である。結局あとに残るのは構造、
つまり議論や場面や物語の構築のしかただけ。私は詩でそれをやりたいのだ。」
(『アメリカの詩を読む』川本 皓嗣著 岩波書店より)
「やはりあるインタビューで、『言わんとすること』はあるが、『伝えたいこと』はない、と答えたあと、
『特に世界に何か告げようという気はない』とも言い切っている。」(『ジョン・アシュベリー 「可能性への讃歌」の詩』飯野友幸著より)
長々と失礼いたしました。続きも楽しみにしております。
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