ポイントのコメント
[ヨルノテガム]
>金曜日から、日曜日まで。 >地球は、 >3回転したのだろう。 いやあ 最近 この三行がとても気になって いたんですよw この作者の女シリーズって私小説や私日記のような 感じで進んでいくんですけど こういう最後の俯瞰の視点がふと挟まれることで 一気に 詩的な雰囲気の作品になるんだなぁ、と。 小説が風景画や静物画であるとすれば 詩はモザイクやステンドグラスの断片のような 絵の調子だと思うんです この作者は 小説風をしながら 断片的なことに 挑戦していると感じるし この三行がなければ 詩として成立しないんじゃないかなぁ なんて 思いました つまり 詩はどんなものなのか 小説はどういうものなのか というのが 僕自身よくわかってきたような瞬間に思えたのです 色んな調子や断片が詩であってその集合もまた 詩や他のものになるんだなぁと。 この三行の効果としては 3日が早かった や 距離が縮まった や 冷静に見ている考えている のような ことが挙げられるんですけど 詩として シリーズの他のモノと 断絶し断片に しているような 区分けをつけたモノだ と感じました そういう間合いが 詩的 なんだな と
戻る
編集