月下美人/
天風澪
月満つる時 狂おしく香り
蜉蝣の如し 儚き刻を生きる
蒼い耀こそ 出会えた証
東風そよぐ 宵の空の下に
雲隠れにし 天の月影ありて
頸傾けや 落つる雫こそ
永久の別れを 告げしものか
前
次
グループ"四文字熟語"
編
削
Point
(2)