現実逃避/はじめ
計は日にちが変わったことなど露知らず短針を回している
僕は詩を書きたいから書く
それ以上にどんな意味があろうか
僕の心は夕焼けの空未来に向かっている
夕焼けの空ただ僕自身を見つめている
決意を胸に
焦ることなく未来を見つめている
この詩に命を吹き込むタイトル(題名)を必死で探している
もっと時間が欲しい
限られた楽園
空虚な心
ほら夢を見ている
現実より真実よりリアルな夢を
夢に魂を注ぎ込んだ
決して現実では叶わない願望が具現化されて
現実逃避病
僕は夢の中で詩を書けたらなと思っている
しかしそこでは全てが満たされている為 詩を書くことはしないかもしれない
夢は心の桃源郷だ
決して幻聴が無くなったからといって現実に戻るというわけではない
僕は心を癒したい
夢と僕は切っても切っても切れない関係である
昨日の夢が恋しくて
それで僕は今日も詩を書き続ける
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