有限無限/刀
その場をやり過ごすための言葉を放つたびに
魂が朽ちていくのを感じるだろう
漠然とした時間を過ごすことに慣れるたびに
命が有限であることを忘れるだろう
喜怒哀楽、どんな感情も一時であることを叩き込まれ
自分が今どの感情にいるか忘れていないか
死にたいなどと言いながら生きたいと思うな
一時の感情であれどそれは確かな一瞬なのだ
命が限りあることを思い出せ
死に怯え恐怖しろ
忘れるな
死にたくないと 死に物狂いで生きていくのが人間なのだ
前 次 グループ"四文字熟語"
編 削 Point(2)