存在共有/ウデラコウ
いつかやってくる 目の前に迫った
小さいけど 確実な別れを
気付かないように 気付かないように
僕らは不自然なまでに 日々を電子の上で共有する
別れの その先に起こる 当たり前の変化を知ってるから
確実に今までの僕らを変える変化だとわかるから
僕らは狂ったようにお互いの今を求める
僕らという関係性が 確かにこの瞬間存在したことを
目に見えない世界に 無数に散りばめる
そのどれか一つでも残って
小さくともよいから 永遠の輝きを持つようにと
ただ ただ 密かに 強かに
願いながら
やがてくる 別れに怯えながら
僕らは酷く奇妙な形で 時を共有する
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