存在理由/山崎 風雅
 

 夏日がまぶしいアトリエで
 ほんのささいな視線の遭遇
 目立たない娘だった
 ただ僕にお茶をいれてくれた
 それだけのことで
 僕は恋に落ちた

 マジメな時には想像もできない笑顔は
 桜が満開のように艶やかで
 僕の心の飢えてるところを癒してくれる

 キミに心を許した
 キミは心を覗いた

 僕達はひとつになった
 季節を超えて手をつないだ

 僕はキミの笑顔が見たいから
 生きている



 
   グループ"四文字熟語"
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