自転車と風のフレーズ〜ある晴れた午後の道路で生まれた言葉たち〜/青の詩人
音を素直に
きいてやるこころ
「当たり前」を
当たり前に
受け取らないこころを持とう
誰かと誰かの言葉のパッチワークを
もう一度ほどいてみるこころ
そうだ
言葉も思想も概念もない頃から
この世界はあった
? いつかは同じターミナル
僕らが今守るのは
なくしてしまったものと
なくしてしまうものばかり
いずれ同じターミナルにたどり着くなら
どの線路を選んでもいいはずだろう
もっと自由に走れるはずさ
世界中で君しか走れない線路をつくればいい
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