オー・ルージュ/あおば
 
ード8気筒エンジンを振り絞り、
常勝マクラーレンを追っかけた、獅子奮迅の走りはぞっとするような迫力で、
宇宙を跳んで世界中を駆け巡ったんだと昨日のようにそのテレビ画面を思い出す。
楽々と先頭を走っていてもオー・ルージュの森は魔物のようにエンジンパワーを吸い込んで、
少しでも油断すると絶対に勝たせてくれない、そんな恐ろしい森だということも分かったような気がした。
そして、その恐ろしい森を苦労して抜けたからこそ小さな車のライダーたちも伝説になったのだとも。








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   グループ"モーターサイクル(バイク)"
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