袋小路共依存/あおば
 

馬鹿げているからと言って
中止するのは恐ろしすぎる決断だ

しかし
なんという幸運か
だんだんと道は下りとなり
雪も無くなり
舗装もされて
道幅も広くなって
やがて
国道に繋がった
やれやれ生き延びた
そんな感じで
へとへとになって帰宅した
もちろん
へとへとになったのは
私の精神だけで
バイクと私の躯は
転倒しなかったので
なにごともなかった





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タイトルは「奇天烈デモクラシー」より


   グループ"モーターサイクル(バイク)"
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