ブラックホールは胸の谷間に/狩心
 
何もしたくない 何かしなくては
          そんな狭間で
     このままでは俺の心は死んでしまう
          そう思った・・・
(ああ、確かに俺は若い頃、表現の自由を愛していた)

雨がたくさん降った夏にだけ 誕生日はやってくる 

あなたは安心したのか 僕の目の前で数十回もオナラをする
その笑顔らしき空間が 俺の背中を押してくれるから
垂直の意味を思い出す それは無駄ではない心の力学

しかし 込めても込めても込めても 
伝わることはなかった そんな夕焼け うつむいた体 
涙は止まらない 胸の苦しみは 満潮を迎えて
一歩足を踏み出せば そこは 踏
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