林檎/曠野
 
少女の小さな口がそれを求めると

恥ずかしげもなく身を開いた

それは若草を容赦なく踏むような音だ

それは若者の肩のような噛み応えだ

林檎には別の名を与えた方が良い
   グループ" 五 行 詩"
   Point(2)