現代詩フォーラム短歌部創部記念第一回いちごつみ歌会/山田せばすちゃん
風(潔さ) ちづさ守り
屋上にぶらさがってる蝙蝠が見ていた相合傘のぼくらを(屋上) 本木はじめ
蝙蝠は黒、ぬくもりの闇。なら私、染まれない白、冬の太陽。(蝙蝠) 汐見ハル
海風に一人で吹かれていたかった絞り染めのシャツ裾翻して(染) 山田せばすちゃん
仕事中狭い机に鍵掛けて一人で餅の名札をつける(一人) りっと(里都 潤弥)
野原から顔を出すなら目を突かれ あれれ草木に名札が見える(名札) 最果タヒ
(☆印は参加者互選による秀歌)
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