yubisaki/はらだまさる
うしうと啼きながら
ハアプシコオドの梦、
手拍子、 また梦が数珠繋ぎに
リズム うしなったものさえ
茶色の、海 きづかない。
オリッサの、海。
ぼくらはおおきな
餃子、おおきな波に飲み込まれ
ビール、 東から西を、全部笑い
それだけで 北から南を、笑った
宇都宮を満喫。 千年の、無力で
できるわけないだろ
風があんなに美しい町で
沈黙する空に憧れずに
ポエトリー・リー
ディングする。
白髪交じりで、
黄ばんだ歯を
こぼしながら
うしなった指先で
尚も繰り返す、
アシッドに
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