歓喜の海/
佐々宝砂
だろう
そうじゃないとそうじゃないと呟くのは何だろう
腐ってゆく海馬に電気を走らせても
私の足はとまろうとしない
南へ!
南へ!
南へ!
ああああああああああ!
心をひとつに
足並みそろえて走ってゆく
暗い太平洋には
歓喜が待っている
そういや私は三流怪奇詩人でしたので、
ちょっと初心にかえって昔の詩を投稿
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グループ"Light Epics"
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