妖精は、今日も生まれてきた。いや、生えてきた、と言ったほうが正 しいかもしれない。その森では、一年に数回、妖精が生まれるのだ。 妖精が生まれる樹はまるはだかの樹、満月の夜に少しだけ開いた蕾の 中から、妖精は生まれ出る。その途端、蕾は枯れてしまう。この樹に
涙を擦ると目が出てくる。嘘?カレンダーをめくるとそこはもう雪國 だった。嘘?配布ァイ老婦ァイ。嘘?アメリカは米でしょーパラグア イって腹って書くん [次のページ] 前 次 グループ"自薦" 編 削 Point(11)