五月の光/青色銀河団
 
オレンジから
あふれくる時間の飛沫よ
透明な小石の一部分となって
永久にわが傍にとどまれ

わたしは
髪の先から爪のその先まで
全き答を希求してやまぬ
無限なる質問となろう

あるいは
五月の消失点の
さびしき空気にうち震える
一粒の火の粉へと



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