人生の掛橋。/狠志
ちょっと、振り返ってみたくなっただけ。
ちょっと、振り返ってみただけ。
初詣の太宰府の橋の上。
過去の掛橋通り越して。
一人の淋しさ、感じた時。
もっと、強く抱き締めたら。
壊れるほどに。
壊してしまえば、なんて。
その時流れた、『BE MY LAST』
現在の掛橋で足を止めてみた。
帰ろうか。
未来を知って何になる。
だけど、過去を歩きたくはないから。
未来を歩く。
渡り終えたら振り返って。
中指でも立てようか。
そうしよう。
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