カルネヴァーレ/nm6
 
 
 
 
いつのころだったか、わすれてしまったし、どこからきたのだったかも、はて、となってしまった。体温のようにそこにあった、ぬくぬく、や、ぬるまゆ、や、ぬめり、にみられる、ぬ、的なもの。それら、さあ沸点!さあ沸点!とやがて、ふためき、隠しきれず、きれぎれに、いとしく、しかしいとしく、関わらず、白をきり、きざみ、棒のようなものでつつきあい、ちちくりあい、愛、あとで、あとでにして、おもい腰のように、おもいおもいに、さぐりをいれ、のぞきこみあい、つまみ、揚げ、煮て、しかたなく、よるべなく、カタカタ、と、したためはじめる。そのようなころ。
 
 

 
 
――カルネヴァーレの模様
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