メモ/
はるな
ふたが空いてしまう。
でも、鍵はしていなかった
おもたいふたでもなかったし、
あかない理由もなかったのだ。
蓋が開いてしまうと思う。
水がたくさん入っている。
それから間違えも入っている。
いくつかの事実がひしゃげながら存在するかもしれない。
そのものたちすべてが同じように無意味であったらいいと
この後に及んで祈っている。
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