ENCORE/虹村 凌
 
All of my frienz, All of my familly.

夜の空に 六方沢からダイヴ

もし 俺の背中に翼があったら

真夜中の 暗い谷底に叩き付けられずに済むでしょう

でも 俺の背中には ハネは無い


これが 真実


出鱈目な世の中に産まれて その瞬間から自分を愛した

我慢するくらいなら 俺は不幸で構わない

それでも全てを手に入れようと 悪掻き続けるのが 俺の姿

誇りを捨てられない事は 一番険しい 茨の道だけど ね




知らない事が知りたい



月曜の朝の朝礼の 黒い山の真ん中で

細い手首を掻き切った

平日の昼のベランダで 腕に煙草を押しつけた

百の間違いの先にある

真実に近づける一つの道



全ては 自分の為に


誰かを傷つけてまで書いた詩が


本当に 輝くまで 


紡ぎ続ける
   グループ"チャコール・フィルター"
   Point(2)