エゴ・エリス? 私は静かに神を待つ 私の救いは神から来る/PAULA0125
私は静かに神を待つ
私の救いは神から来る
日暮れが終わり 夜が来る
未だ来ぬ人々は 隠すために 夜に泣く
哀色大地に 抱かれながら
「明けぬ夜は無い」と 永遠を感じながら
それでも縋って 夜に泣く
神に与えられたものが 私を苛む
神に与えられた試練を 呪いながら
賛美に使う魂が
「どうかお側に 最早耐えられぬ」
そう叫び続けて 今日が終わる
神の救いを 信じながら
神の試練をも 信じねばと 悲しみながら
夕焼けは終わり 哀色の 空が来る
ふと思う
神は私が お嫌いでは なかろうか
神は私を 罰しては いなかろうか
ならば私は
この苦しみを呑み 身を削り
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