書けない詩の書き方について/ハァモニィベル
*
触れるほど壊れてしまいそうな
手のひらの小石を抱いて
形にならない呼吸のかけらが
何処かへふかくおちていく
まどろみを蹴りながら
泳ぎつづけていく夜、
その闇に綴じられたまま
たててみた声
*
(注記)
//本作品は、私が思いつきで出した、詩の題名(無茶振りお題)「詩が書けない」に、蛾兆ボルカさんが書いてくれたので、そのお礼として、題名を変形して私も書いて応えたものです。
★分類としては【題名先行で書いた詩】ということになります。
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