冷房症/
草野春心
二の腕の筋肉に
冷めた太陽が埋まって
関節の辺で
言葉が
ふつふつ粟立った
いきたいいきたくない
しにたいしにたくない
いきたいいきたくない
しにたいしにたくない
室温はちょうど
都市生活者の
くたびれた脊髄の温度
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グループ"短詩集"
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